スマートフォンを開けば、広告。
SNSを見ても、広告。
動画の前にも、広告。

私たちは、1日に何百、何千という広告に触れています。
しかし、その中で実際に「覚えている広告」は、どれくらいあるでしょうか。
今、広告は「見られているようで、実は見られていない」時代に入っています。

広告は“届かない時代”に入った

デジタル広告は、確かに便利で効率的です。
ターゲット設定も細かくでき、すぐに配信できます。

しかしその一方で、
・スクロールで流される
・スキップされる
・記憶に残らない

という課題も抱えています。

実際に、58%の消費者がデジタル広告に“疲れている”と感じている
というデータもあります。つまり今は、「広告を出せば届く時代」ではなく、
「どうすれば届くかを設計する時代」です。

だから今、「手に取る広告」が見直されている

そんな中で、再び注目されているのが
DM・チラシ・カードなどの“紙の広告”です。
理由はシンプルです。

物理的に“そこにある”から。

ポストに届くDM。
店頭で受け取るチラシ。
手渡されるカード。
バッグに入っているリーフレット。

これらはすべて、共通点があります。
「物理的に手元に残る」ということ。
さらに、本人宛のDMは約74%が開封・閲読され、
そのうち約20%が何らかの行動につながっているというデータもあり、
接触率の高さはデジタルとは別の強みを持っています。

紙は「広告を見る時間」をつくれる

スマートフォンの広告は流れていきます。
しかし紙は違います。
手元に残る。机の上に置かれる。
あとで、もう一度見られる。
という特徴があります。

さらに、平均4.4%前後のレスポンス率は、
多くのデジタル広告を上回る水準です。

つまり紙は、一度きりではなく、何度も接触が生まれる媒体なのです。

ターゲット設計まで含めると、紙はさらに強くなる

「紙=ばらまき」という時代は終わりました。
今は、
・エリアで絞る ・属性で絞る ・行動で絞る
といった設計によって、“必要な人にだけ届ける紙”が実現できます。

そして重要なのは、どこで、どう渡すかです。
・ポスティング ・新聞折り込み 
・DM ・店頭設置 ・手配り ・商品同梱

これらを戦略的に使い分けることで、広告の精度は大きく変わります。

紙は“デジタルの入口”にもなる

紙の役割は、情報を伝えるだけではなく、
・チラシ → QRコード → Webサイト
・DM → 予約ページ
・カード → SNSフォロー
・パンフレット → 動画
というように、デジタルへつなぐ入口としても機能しています。

実際に、郵送物の約9.4%がWebアクセスを促しているというデータもあり、
紙は“オフライン”でありながら、オンライン行動を生み出す媒体になっています。

「紙 vs Web」ではなく、「紙 × Web」

ここで大切なのは、どちらが優れているかではないということです。
・Webは広く、速く届ける
・紙は深く、確実に届ける
この役割を組み合わせることで、広告はいっそう“機能”します。

複数の大手メディアよる調査で、
紙とデジタルを組み合わせた方が、単体よりも高い効果を生む
という分析結果も出ています。

心に届く

ターゲットに一番届く方法を選ぶこと。
それが、これからの広告戦略です。
広告が多すぎる時代において、大切なのは、心に届くこと。
人の心に届き、心に響く。
ピース・アドは、そのための最適な広告を追求していきます。

                 クリエイティブディレクター 水野法男